Oracle E-Business Suite統合プレイブック

概要

OracleとCoupaを統合する方法はいくつかあります。 このセクションは、Oracle E Business Suiteを使用しているクライアントがCoupaと統合する際のベストプラクティスと考慮事項を理解するのに役立つように作成されました。

Coupa標準フラットファイル

標準のファイル形式は、CoupaとOracleの間に通常統合されるすべてのマスターデータオブジェクトとトランザクションデータオブジェクトで使用できます。Coupaの形式とOracleに必要な形式の間の翻訳に利用できるリソースを持つお客様は、標準のファイル形式を利用できます。

Coupa API

Coupaの標準REST APIは、より高度なインテグレーションを実装したいお客様が使用できます。これは、ミドルウェアプラットフォームとリソースを使用しているお客様がCoupaとOracle間のインテグレーションを調整できる一般的なアプローチです。

Oracleオープン・インタフェース表およびOracle API

Coupaは、Oracle Open Interfaceの表スキーマに一致するネイティブのアウトバウンドファイル形式を提供するようになりました。これは、CoupaでCoupa形式とOracle形式の間の翻訳を管理したい顧客にとって一般的なアプローチです。詳細は、次のOracleオープン・インタフェース表およびOracle APIの項を参照してください。

考慮事項

多くの場合、お客様はさまざまなインテグレーション方法を組み合わせて、インテグレーションに最適なモデルを提供します。たとえば、インバウンドマスターデータにCoupaの標準フラットファイル形式を利用し、Coupaにアウトバウンド取引用のOracle固有の形式を提供させることができます。選択する方法は顧客によって異なり、Coupaは実装プロセスの一環としてガイダンスを提供します。

どちらの方法を選択する場合でも、Oracleのビジネスプロセスが適切にサポートされるように、Coupaインスタンスのデータを適切にモデル化することが非常に重要です。